2012年09月09日

山口ふるさと伝承総合センター

山口ふるさと伝承総合センターは、造り酒屋の建物を山口市が改修し、別棟を新築して平成3年にオープンした施設です。
山口まちづくりセンターは、平成17年度から指定管理者として「山口ふるさと伝承総合センター」を管理運営しています。
 山口ふるさと伝承総合センターは、長州藩の参勤交代時のお成り道であった「萩往還道」沿いにあり、戦国時代に西国一の大名であった大内氏の館跡周辺に位置する、重厚な歴史を感じさせる地区にあります。

 大内塗や山口萩焼などの伝統工芸を中心とした創作活動や情報発信の拠点としての機能だけでなく、この地域のイベントや祭りにも積極的に参加し交流を図るとともに、この歴史あふれる地区が抱える高齢化、街の空洞化あるいは景観の保全等の諸課題に対しても、解決に向けた活動を実践するための調査や情報収集の拠点としての機能もあわせもっています。
概要は以下のとおりです。

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「山口ふるさと伝承総合センター」

長寿社会へ向けた生きがいの創出、また観光客や市民の皆さんが体験・感動できる”たくみのまちづくり”を進めています。伝統工芸の体験・学習・講座などを開催し、伝統産業の支援を行っています。

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「まなび館」

山口ふるさと伝承総合センター内にあり、観光客や市民の皆さんに大内文化や伝統工芸の紹介、さまざまな挑戦・新創造作品の展示場所として位置づけられています。

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「たくみ館」

旧野村酒場醸造場跡地に新築された建物で、各種の手づくり教室を開き、市民の創作活動とふれあいの場となっています。大内塗実演コーナーやふるさと特産品ショップがあり、大内塗箸づくり体験もできます(要予約)。

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「みやび館」

明治24年に建てられた豪農・美祢家の旧宅は、山口の代表的な民家でした。本館は、山口市に寄付された旧美祢邸を、伝承センター敷地内に移築・再現したもので、約3分の1の面積の建物となっています。自由に観覧でき、各部屋や再現された茶室の貸出しも行っています。


posted by clayonスタッフ at 07:53 | Comment(0) | 山口ふるさと伝承総合センター