2015年04月30日

【2015.2】鷺流狂言海を渡る

 2月15日から21日まで、アメリカケンタッキー州にあるセンター大学に公演のため行ってきました。日本の冬の梅まつり(Japanese Winter Plum Festhival)と銘打って、日本の伝統工芸(冨田先生の大内塗等)や文化などを紹介する中で、鷺流狂言を上演してきました。保存会としては初、鷺流狂言としては100年ぶりのアメリカでの公演です。残念ながら、50年ぶりという大寒波、大雪のため予定していたパネルディスカッションや子どもたち対象のワークショップなど中止となったプログラムもありました。19日に予定されていた5公演のうち、子供向けの公演2回も州内の学校が全校休校のため中止となり、代わりにスタッフ向けの公演1回、夜の本公演3回を行いました。会場には地域の人や大学生など300人以上が来場し、各回、大きな笑い声があがっていました。劇場文化が根付いているアメリカでは、言葉が通じなくても、事前にストーリーの解説をしていたため、内容も伝わっていましたし、間や擬音、狂言の独特の空間を楽しんでいました。日本にいますと、「伝統」という言葉が邪魔をして、壁を作ってしまいますが、これから、日本でつたえていくということを考える良い機会となりました。
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posted by clayonスタッフ at 14:21 | Comment(0) | 暮音小路